新米のおいしい炊き方
秋の訪れとともに楽しみたいのが「新米」。ふっくらと炊き上がる新米のご飯は、この季節ならではのごちそうです。収穫したての新米をより美味しくいただくために、炊き方のひと工夫を知っておきましょう。
≪新米の特徴 ≫
新米は水分を多く含んでいるため、通常のお米よりも少し控えめの水加減で炊くのがコツです。また、炊き上がりはふっくらと柔らかく、粒立ちも良く仕上がります。
≪炊き方の手順≫
① 計量
お米は正確に計量カップで量ります。
② 研ぎ方
最初のすすぎは素早く!
・お米は水を吸いやすいので、最初の水はすぐに捨てるのがポイント。
・軽くかき混ぜるように研ぎ、白濁した水を数回替えて透明に近づけます。
③ 浸水
新米は浸水時間を長くしすぎない方が良いです。夏場は30分、冬場は1時間程度が目安。
④ 水加減
普段より気持ち少なめに。炊飯器の目盛りからほんの少し下げるくらいがベスト。
⑤ 炊飯
炊飯器で通常モードで炊きます。土鍋を使う場合は、沸騰後弱火で10分、その後火を止めて10分蒸らすとふっくら仕上がります。
⑥ 蒸らし
炊き上がったら10分ほど蒸らし、ご飯を押しつぶさないように、底から空気を入れるように混ぜます。
≪美味しく食べるコツ≫
・新米は炊き立てが一番!保温時間はできるだけ短くしましょう。
・保温が長引きそうなときは、保存用タッパーなどに1人分ずつ分けて入れ、冷凍保存がおすすめ。専用のご飯用タッパーも市販されていますので、上手に活用すると便利です。
・塩むすびにすると、新米本来の甘みが際立ちます。
新米とともに、秋の幸せなひとときをお過ごしください・・・(^^ ~🍂