【山形・お米】田んぼでは間もなく出穂(しゅっすい)の時期を迎えます

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山形県を含む東北南部は先週末に梅雨明け宣言が出されましたが、今年は見事にカラ梅雨となりました。

連日の猛暑日となっていますが、夕立ちやまとまった降雨もなくそろそろひと雨欲しいところです。
山形県は最上川をはじめとする河川や山々からの伏流水により、水資源は豊富とされていますので水が枯渇する心配はまずありませんが、このまま高温続けば様々な作物の品質にも少なからず影響が出そうです。

そんな中、田んぼでは間もなく出穂(しゅっすい)の時期を迎えます。

出穂時期に高温が続けば急激な生長により稲穂に実が入らない『不稔(ふねん)』という被害が出やすくなります。
この被害をいかに食い止めるかは温度管理にかかっています。

外気温を下げるわけにはいきませんのでやはり水の管理が肝となります。新鮮な水を絶やさないこと、これだけで田んぼの温度はある程度適温に保たれるそうです。