【山形・お米】まるで梅雨が明けたような猛暑となっています

苗から稲へ

まだ山形では梅雨明け宣言は出されていませんが、まるで梅雨が明けたような猛暑となっています。

農作物の生長に夏の日差しは不可欠なものすが、暑すぎても良いことがありません。
ゆっくりと生長するべきところが気温が高いと急激に促され、葉物には変色が、実には空洞や割れという被害が出るそうです。
高温続きは米にも影響が出ます。

今月末から来月にかけて出穂(しゅっすい)の時期を迎えますが、急激な生長により稲穂に実が入らない『不稔(ふねん)』という被害が出やすくなります。

この被害をいかに食い止めるかは温度管理にかかっています。
外気温を下げるわけにはいきませんのでやはり水の管理が肝となります。

新鮮な水を絶やさないこと、これだけで田んぼの温度はある程度適温に保たれるそうです。