お米の上手な保存術
お米は、野菜や果物と同じ「生鮮食品」です。そのため、保存方法によっておいしさや鮮度が大きく変わります。
毎日食べるものだからこそ、できるだけおいしい状態でお米を味わいたいですよね。
《 お米保存の基本ポイント 》
○ 気温15℃以下・湿度60%以下の冷暗所が理想的
○ 直射日光を避け、風通しのよい場所に保管する
○ 密閉容器で保存し、虫の侵入と湿気を防ぐ
○ 夏場や梅雨時期は常温保存を避ける
高温多湿になりやすい日本の夏、特にお米の品質管理が難しくなります。
そこでおすすめなのが、冷蔵庫の野菜室での保存です。
《 冷蔵庫での保存がベストな理由 》
○ 温度・湿度が安定していて劣化しにくい
○ 虫の発生やカビを防ぎやすい
○ 密閉容器に入れることで、さらに安心
さらに、冷蔵保存されたお米には『冷えたまま研ぐことができる』というメリットもあります。
冷たい状態のお米は表面がしっかり締まっているため、研ぐときに必要以上に研ぎすぎることがありません。
その結果、お米が受けるダメージを抑えることができ、旨みを閉じ込めたままツヤやかで美味しいごはんが炊きあがります。
冷蔵保存は、おいしさを守るための大きなポイントでもあるのです。